今回の記事では、FL Studioの純正プラグインである「Maximus」を詳しく解説していきたいと思います。この記事であなたは、
- Maximusとは何か
- Maximusの使い方
- その他、オススメのマルチバンド・コンプのプラグイン
がわかるでしょう。それでは早速始めましょう!
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目次
Maximusとは何か
Maximusとは、マルチバンド・コンプレッサーの1種です。以前の記事である、
にて解説しましたが、マルチバンド・コンプレッサーとは「EQと融合したコンプ」のことでしたね。周波数帯ごとに分離して圧縮の強弱を調節することができるので、
- 周波数帯ごとに特徴が違ってくるドラムBUSチャンネル
- 全ての楽器が混ざったマスターチャンネル
で使うことが多いです。高域(Hihat)と低域(Kick)それぞれに後から別のアタック感を与えられたら便利ですよね。
そもそもEQがわからないという方は以下の記事を参考にしてください。
Maximusの使い方
使い方に関しては、基本的には
と同じです。違う点は、右上の「BAND」ボタンで、はじめに周波数帯を分けておく点のみです。基本的には「低・中・高」に分けますので、スプリット周波数は
- 90〜110Hz
- 4,000〜10,000Hz
あたりの2つにすると良いと思います。ご自身でよく聞いてみて、その曲にとってちょうど良いポイントを探ってみましょう。具体的な分け方は、こちらの公式動画で紹介されています。
注意:使いすぎに注意
海外でよくネタにされる↑
FL Studioの純正プラグインである、Soundgoodizerは中身はMaximusのプリセットであることはご存知の方も多いでしょう。ただ、いくらSound(音)をGoodize(良くする)からと言って、適当にかけるのはとにかくNGです。
コンプレッサーなのでトランジェント(アタック感)を変えますし、さらに同時にEQもかかるので劇的に音が変わります。まだ初心者のうちは、レシオを上げすぎないように慎重に扱うことをおすすめします。
その他、オススメのマルチバンド・コンプのプラグイン
最後におすすめのマルチバンド・コンプレッサーのプラグインを紹介して終わりにしたいと思います。コンプレッサー系のプラグインは、機種によってノイズや圧縮の仕方にクセが出やすく、人によって好みの違いが出やすいです。海外のEDMプロデューサーの間でよく見かける追加プラグインは、
あたりかと思います。以上で、コンプレッサーの使い方・おすすめプラグインの紹介を終わりたいと思います。それではまた、次の記事でお会いしましょう。Happy Producing<3
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