
アプリを使って作業効率化!
スマホのアプリや無料ツールをうまく使うと、曲作りのアイデア集め、制作、リリース後のチェックまで、作業効率がぐっと上がります。この記事では、EDMプロデューサーにおすすめの無料アプリ・ツールを12個、用途別に紹介します。どれも無料で使い始められるので、まだ使っていないものがあればぜひ試してみてください。
※ストリーミングアプリのSpotifyやSoundCloudなど、音楽好きなら誰でも使っているアプリは紹介していません。
この記事でわかること
- 曲探し・アイデア集めに使える無料アプリ
- 制作・リリース管理に使える無料アプリ
- 英語での連絡や情報収集に役立つアプリ
- パソコンで使える無料のプラグイン・ツール

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一覧:EDM制作に役立つ無料アプリ・ツール12選
まずは全体像です。用途ごとに分けると、次のようになります。
| 用途 | アプリ・ツール |
|---|---|
| 曲探し・アイデア集め | Shazam、Splice(アプリ) |
| 制作 | FL Studio Remote、BandLab |
| リリース後のチェック | Spotify for Artists |
| 英語・情報収集 | Grammarly、DeepL、Reddit |
| タスク管理 | Microsoft To Do |
| パソコン用の無料プラグイン | Vital、Valhalla Supermassive、OTT |
曲探し・アイデア集めに使えるアプリ
1. Shazam

有名かもしれませんが、一応紹介です。Shazamは、お店やクラブ、フェスなどで「この曲なんていう曲?」というときに大活躍します。
ボタンを押してマイクで音を拾うだけで、膨大な楽曲データの中から曲名やアーティスト名を表示してくれます。SpotifyやApple Musicにもつながるので、気になった曲をすぐにリファレンス用のプレイリストに入れられて、本当に便利です。クラブやフェスでは必須のアプリです。ダウンロードはこちらから。
2. Splice(モバイルアプリ)

みなさんおなじみ、Spliceのアプリ版です。以前のアプリは重くて使いにくかったのですが、今はかなり進化しています。
- サンプルを検索・試聴して、お気に入りやコレクションに整理できる
- ジャンルを選ぶだけで、Spliceのループを組み合わせた「Stack」を作ってくれる
- 鼻歌やリフを録音して、Spliceのサウンドに重ねて聴ける(Splice Mic)
電車の中で素材を探したり、思いついたメロディをメモしたりするのに便利です。アプリ自体は無料でダウンロードでき、サンプルの利用にはプランが必要です。ダウンロードはこちらから。有料のサンプル選びは有料サンプルパックのおすすめも参考にしてください。
制作に使えるアプリ
3. FL Studio Remote
FL Studioユーザーなら入れておきたいのが、Image-Line公式のFL Studio Remoteです。スマホやタブレットを、Wi-Fi経由でFL Studio用のMIDIコントローラーにできる無料アプリで、iOS/Androidに対応しています。トランスポート(再生・停止)、鍵盤、FPCのパッド、ミキサーなどの画面が用意されていて、自分でレイアウトを作ることもできます。以前のIL Remoteの後継で、FL Studio 2025.1以降が必要です。
4. BandLab
BandLabは、スマホやブラウザで使える無料の音楽制作アプリです。外出先でビートやメロディのスケッチを作っておき、家のDAWで仕上げる、という使い方ができます。本格的な制作はDAWのほうが快適ですが、アイデアを逃さないための「メモ帳」として優秀です。DAW選びはEDMにおすすめのDAWで解説しています。
リリース後のチェックに使えるアプリ
5. Spotify for Artists
Spotifyで曲を配信しているなら、Spotify for Artistsのアプリは必須です。再生数やリスナーの国・地域、どのプレイリストから聴かれているかを、スマホですぐに確認できます。新曲のピッチ(公式プレイリストへの売り込み)はSpotify for Artistsから行います。使い方はSpotifyの攻略法で解説しています。
英語・情報収集に使えるアプリ
6. Grammarly

Grammarlyは、英語で書いた文章の文法やスペルをチェックしてくれるアプリです。マーケティング講座の「メールの書き方」でも紹介しましたが、海外のレーベルやマネージャーには、しっかりした英語で礼儀正しい文章を送るのが大切です。
ただ、毎回外国の友達に文章のチェックを頼むのは気が引けますから、このアプリを使うと良いでしょう。スマホ用のキーボードアプリもあります。ダウンロードはこちらから。
7. DeepL
DeepLは、自然な翻訳に定評のある翻訳アプリです。海外のチュートリアル記事やプラグインのマニュアルを読むとき、英語のメールの下書きを作るときに便利です。DeepLで訳した英文をGrammarlyでチェックする、という組み合わせがおすすめです。英語との付き合い方はEDMプロデューサーに英語力は必要なのか?も読んでみてください。ダウンロードはこちらから。
8. Reddit

Redditは、海外の大型掲示板のようなアプリです。テーマごとに「Subreddit」と呼ばれるコミュニティがあり、ルールに沿って運営されているので、情報収集に使いやすいです。EDMプロデューサーにおすすめなのが、次の2つのSubredditです。
制作の質問や機材の話題、プラグインのセール情報まで、世界中のプロデューサーの生の声が集まっています。普段から目を通して、最新情報を入手するようにしましょう。ダウンロードはこちらから。
タスク管理に使えるアプリ
9. Microsoft To Do

以前この記事では、To-do管理アプリのWunderlistを紹介していました。私がそれまで使ったどのTo-do管理アプリよりも使いやすかったのですが、Wunderlistは2020年5月に終了し、Microsoft To Doに引き継がれました。
Microsoft To Doは無料で使え、リストをテーマごとに分けたり、仲間と共有したり、リマインダーを設定したりできます。「今週仕上げる曲」「ミックスで直すところ」「リリース準備」などをリストにしておくと、制作が止まりにくくなります。効率よく曲を作る方法はワークフローを使って10倍効率よく曲を作る方法で解説しています。ダウンロードはこちらから。
パソコンで使える無料プラグイン・ツール
スマホアプリではありませんが、EDM制作に役立つ無料ツールも紹介しておきます。どれも公式サイトから無料でダウンロードできます(非公式の配布サイトは避けましょう)。
10. Vital(シンセサイザー)
Vitalは、ウェーブテーブル型のソフトシンセです。無料のBasicプランでも、シンセとしての機能はすべて使えます。有料プランで増えるのは、プリセットやウェーブテーブルなどのコンテンツです。Future BassやFuture Houseの音作りにも十分使えます。
11. Valhalla Supermassive(リバーブ/ディレイ)
Valhalla Supermassiveは、広大で幻想的な響きを作れる無料のリバーブ/ディレイです。Windows/Mac(Intel・Apple Silicon)に対応しています。使い方はリバーブの使い方やコツを参考にしてください。
12. OTT(マルチバンドコンプ)
OTTは、Serumで有名なXfer Recordsが配布している無料のマルチバンドコンプレッサーです。シンセやFXに薄くかけるだけで、EDMらしい派手で前に出る音になります。かけすぎると音が潰れるので、Depthを下げて少しずつ試しましょう。
以前紹介していたアプリのその後
2019年版のこの記事で紹介していたアプリのうち、次のものは状況が変わっています。
- Pocket(あとで読むアプリ):2025年7月8日にサービスが終了しました。代わりにブラウザのリーディングリストやブックマーク機能を使いましょう。
- Pushbullet(端末間でリンクを送るアプリ):iPhone版は以前のApp Storeのページで見つからなくなっています(2026年10月時点)。iPhoneとMac間ならAirDropなど、OS標準の連携機能が手軽です。
- Wunderlist:2020年5月に終了し、Microsoft To Doへ移行しました(上で紹介)。
よくある質問
スマホだけでEDMは作れますか?
BandLabなどのアプリでアイデアのスケッチまでは十分できます。ただ、ミックスやマスタリングまで仕上げるなら、パソコンのDAWがおすすめです。FL Studioの使い方は5分で分かる!FL Studioの使い方で解説しています。
無料のプラグインだけで曲はリリースできますか?
できます。DAW付属のプラグインと、VitalやValhalla Supermassive、OTTのような無料ツールで、リリースできるクオリティの曲は作れます。無料のサンプルは無料サンプルパックのリストにまとめています。
まとめ
- 曲探しはShazam、素材探しとアイデアメモはSpliceやBandLabが便利
- FL StudioユーザーはFL Studio Remote、配信しているならSpotify for Artistsを入れておく
- 英語はDeepL+Grammarly、パソコンではVital・Valhalla Supermassive・OTTなどの無料ツールが使える
以上のアプリやツールをうまく活用しつつ、ぜひ質の高い曲をたくさん作っていってください。それではまた次回の記事で。Happy Producing<3

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