今回の記事では、FL Studioの純正リバーブ・プラグインである、Fruity Reeverb 2について解説していきたいと思います。この記事を読めばあなたは、
- Fruity Reeverb 2とは何か
- Fruity Reeverb 2の使い方
- Fruity Reeverb 2の応用方法
が分かるでしょう。それでは早速始めます!
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目次
Fruity Reeverb 2とは何か
Fruity Reeverb 2とは、FL Studioに始めから備わっている最新のリバーブプラグインです。以前の記事である、
にて、リバーブとは「反響効果」のことだと説明しました。身近な例としては、お風呂で歌ったときの音が大きくなる効果があります。
Fruity Reeverb 2の使い方
リバーブの使い方は、あえて簡単に説明するなら、大切なのは上の画像の”DEC(Decay)“と”WET/DRY“だけです。
Decayは「どれほど音を伸ばすか」です。Drumなど近くで鳴っているものは短く、効果音など遠くで鳴って欲しいものには長く設定します。
WET/DRYは、「Decayで変えた音をどの割合で元の音に混ぜるか」です。大抵は1/10〜1/5あたりの割合で収めることが多いです。ただ、Drop直前にエフェクトとしてDryを100%にして見ても面白いでしょう。基本的にはこの2つがあっていれば、サウンドがあまりにおかしくなることはありません。
そのほかのノブは、知識よりも実践から入ったほうが理解しやすいでしょう。曲を流しながら値を変えてみて、何をするノブなのか感じて理解してみましょう。
Fruity Reeverb 2の応用方法
1. リバーブをサイドチェーン
Bassjackersの解説 (11:29〜)
ここからは、リバーブを用いたテクニックの紹介です。まずは、以前
でも紹介した技なのですが、リバーブのミックス値をサイドチェーンのように扱うテクニックです。昔はProgressive Tranceなどで使われていた技ですが、今ではどんなジャンルでも使われています。これを使いこなせると、一気に曲の複雑さが増しますので、ぜひ自分の楽曲にも取り入れてみましょう。上の動画では、Bassjackersが実演してくれています。
2. Reversed Reverb
次は、ボーカルやBass、Leadなど、なんでも使えるテクニックであるリバーブのリバースです。よく使う基本技なので、動画の彼くらい素早くこなせるようになりたいところです。リバース機能が気になる方は、
でも紹介していますので確認してみてください。
それでは以上で、Fruity Reeverb 2の解説を終わります。次の記事まで、Happy Producing<3
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