音楽の共通言語!
音楽理論とは、基本「どの音が外れないのか」という意味で使われます。ただ、それより先に行くと「どんな雰囲気にしたいのか」といった、クリエイションそのものにも関わってくる、ある意味では一番音楽としては重要なトピックです。今回の記事では音楽理論の重要なトピックである、
- スケール・キー
- コード
- コード進行
について説明していきます。
【FL Studio テンプレート Pro】
お金なし・人脈なし・時間なしのアマチュアでも、プロのレーベルに採用される楽曲を作れるFL Studioのテンプレート。
目次
スケール / キー
↑Cマイナースケール
キーとは、ド〜シ#までの12個用意されている、音階パターンのことを言います。
スケールとは、その音階を様々に変化させたものを呼びます。EDMではほとんどの曲はマイナースケールなのですが、時々アラビアンスケール(中東系)やブラジリアンスケール(南米系)を使った曲も見られます。
上の曲のように、楽曲全体の雰囲気をガラッと変えてくれるのが、このスケールです。Jazz Piano Chords and Scalesは、全てのスケールをピアノの鍵盤上で表示してくれる便利なサイトですので、様々なスケールを調べてみましょう。
また、FL Studioのピアノロールには、スタンプといって全てのスケールを生成してくれる機能が付いています。色々なスケールを表示させて遊んでみましょう。
FL Studioテンプレート Proを活用
FL Studio テンプレート Proでは、あらかじめEDM専用のスケールが背景でハイライトされています。あなたがもし、「全然楽譜が読めない!」だったり、「スケールはまだよく分からない!」と感じていましたら、白い背景の部分に打ち込めば、いいEDMサウンドを作れます。このテンプレートを使えば音を外すことはゼロになります。ぜひダウンロードしてみてください。
コードとは
↑Cマイナー7thコード
コードとは、2〜5個の音の組み合わせパターンを言います。基本的な分類は、
- 明るいサウンドのMajorコード
- 暗いサウンドのMinorコード
の2つです。他もコードの「呼び名」自体はたくさんありますが、どれも「基本的なMajor/Minorコードに、どんな味付けをするか」という観点でみるとわかりやすいです。例えば、7thを入れると華やかで大人な雰囲気、2susを入れると前向きな気持ち、などです。結局大事なのは、暗記よりも実戦で使えることですので、DAWのピアノロールで色々なコードを作ってみて、徐々に覚えていくと良いと思います。
良いコード進行を作るコツ
Hooktheory
コード進行とは、先ほど紹介したコードをどの順番で鳴らすか、という意味です。コード進行が決まれば、ギターやピアノで伴奏ができるようになります。つまり、曲の音楽的な背景はここで決まる、ということです。ただ、初めは適当にコードを選んで順番に鳴らしても、全然いいサウンドにならないかもしれません。そこで便利なのが、Hookpadです。無料のサービスで、全世界のヒット曲でよく使われているコード進行を知れたり、ワンクリックで自分でコード進行を作れたりします。
完全無料で、様々な複雑なコードやコード進行を試すことが出来ます。曲作りをする前のインスピレーションとしてもおすすめです。ぜひ試してみてください。
それではまた、次回の記事で。Happy Producing<3
【FL Studio テンプレート Pro】
お金なし・人脈なし・時間なしのアマチュアでも、プロのレーベルに採用される楽曲を作れるFL Studioのテンプレート。