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オーディオインターフェースは本当に要るの?

オーディオインターフェースとは、PC上の音のデジタルデータを、ヘッドホンやスピーカーで聴けるアナログデータに変換したり、逆にボーカルや楽器のアナログデータを、デジタルデータに変換するための機材のことです。

EDM制作でオーディオインターフェースを使うメリットとしては、

  1. モニタースピーカーに接続できるようになる
  2. (生楽器の)録音ができるようになる
  3. PCのCPU負荷を下げられる
  4. 音の解像度を上げられる

などが挙げられます。なので逆に、「ヘッドホンだけしか使わず、生楽器の録音はしない、CPU負荷も大してない」という方には必要ないかもしれませんね。

ただ、注意しておきたいのが、モニタースピーカーで音を確認しないと、音の立体的な位置を把握するのが難しくなる、ということです。質の高いミキシング・マスタリングをしたい方にはぜひスピーカーでもモニターすることをお勧めしておきたいです。


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まずは基本的な知識から確認していきましょう。

  1. Bit Depth&Sampling Rate
  2. Input・Output数
  3. Input・Output形式
  4. iOSへの対応
  5. 付属ソフトウェアの有無

1. Bit Depth & Sampling Rate

Bit Depth & Sampling Rateとは、アナログ⇔デジタル変換の時に、どれだけ正確に音の強度を記録し(Bit Depth)、どれだけ時間当たりたくさんの回数記録するか(Sampling Rate)を意味します。数値が高いほど現実とデジタルの差が縮まっていきます。

ほとんど実物に見える高解像度のテレビも、拡大したら点の集まりでできていることと同じです。Bit Depth & Sampling Rateの目安は、Dubspotではこう述べられています。

In a pinch just remember that 16 bit / 44.1k is standard for CDs but 24bit / 48k is a much better resolution of sound.

Dubspot

CDの基準は16 bit & 44100 Hz であるが、24 bit & 48000 Hzの方が断然良い、のだそうです。また、参考として近年流行りのハイレゾ音源のBit Depth & Sampling Rateは、Sony公式サイトによると、

ハイレゾ音源は「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」が主流です。

Sony公式サイト

だそうなので、ハイレゾ音源を楽しむことを兼ねたい、という方は96kHz/24bitは必要でしょう。

筆者は、24bit/192kHz対応(ハイレゾ対応)のオーディオインターフェースを使っていますが、そこまでの解像度がEDM制作に必要かと言われれば、あれば良いくらいです

なぜなら、そもそもの音源やプラグインが出す解像度は、まだ192kHz/24bitほど出ていないことが多いからです。以上を考えると、24bit/48kHz以上あればEDM制作ではほとんど差し支えないでしょう。

2. Input数、Output数

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Input数、Output数は同時に何トラックを録音/出力(スピーカーへ)できるか、

です。例えばギターとボーカルを同時に録音したい、という方は最低2つはInputが必要です。スピーカーは普通1ペアだと思うので、出力は大抵1つで大丈夫です。

また、ヘッドホン用の出力は別についていることが多いので、要確認です。

まとめると、自分がリアルタイムで同時録音したいトラック数・出力スピーカーの数、それがInput・Output数です。

個人のEDM制作で弾き語りをしなければ、1つずつ確保しておけば十分です。

3. Input・Output形式

インプット形式は、使う機材が

  • コンデンサマイクなら・・・・XLR端子orコンボ端子
  • ダイナミックマイクなら・・・フォーン端子orコンボ端子
  • エレキギター系なら・・・・・Hi-Z付のフォーン端子

があるかどうかを確認しましょう。

アウトプット形式は、使うモニターが

  • スピーカーなら・・・RCA端子
  • ヘッドホンなら・・・フォーン端子

があるかどうかを確認しましょう。

それに加えて、MIDI楽器を使う方は、MIDI入出力対応かを確認しておきましょう。

4. iOSに対応しているか

iOSに対応しているオーディオインターフェースを使うと、ライトニングケーブルでiOSの音を録音したり、スピーカーへ出力ができるようになります。逆にiOSのDAWをPCと同じように使うこともできます。PC要らずのモバイル環境で高音質のEDM制作をしたいという方や、iOSの音楽を高音質で聴きたいという方は注目です。

5. 付属ソフトウェアがあるか

オーディオインターフェースによっては、一緒に無料でDAWやサンプルパックがついてくることがあります。全体の予算を低く抑えたい方や、付属ソフトウェアに興味がある方は注目です。

まとめ

  1. Bit Depth&Sampling Rate24bit/48kHz以上
  2. Input・Output数in 同時録りしたい楽器数/out  基本 1つ(スピーカーの数)
  3. Input・Output形→自分のマイクやギターの端子を確認。
  4. iOSへの対応
  5. 付属ソフトウェアの有無

以上を踏まえたおすすめ5選を紹介していきます!

おすすめ5選

1.  STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII

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おすすめポイント

迷ってたらオススメはこれ!お手頃価格で必要な機能が揃うiOS対応のオマケが決め手に。

この商品を買うメリット

  1. ハイレゾの解像度に対応している
  2. iOS対応でモバイル端末を使う方は便利
  3. DAWのCubase LEやサンプルパックが付いてくる
  4. お手頃価格だがデザインはしっかりしている

この商品を買うときの注意点

  1. iOS機器をつなぐときは「カメラコネクションキット」が必要
  2. 3つ以上の同時録りは無理

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2.  BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2

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おすすめポイント

ミニマルに抑えるならこれ。今回の記事の機能は揃ってます

この商品を買うメリット

  1. 今回の紹介できる中で一番の安さ、もちろんそれでも今回の記事のスペックは満たしている

この商品を買うときの注意点

  1. Outはコンボ端子が一つ。コンデンサマイクで2つ同時録りはできない。
  2. MacはUSB 3.0に非対応

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3.  FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett Solo G2

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  1. お手頃価格かつ、AbletonやAddictive Keysなど、即戦力になる付属ソフトが決め手。

この商品を買うメリット

  1. 192kHzまで対応
  2. Ableton Live LiteやAddictive Keys、Pro tools 簡易版が付いてくる(AbletonとAddictive KeysはEDM制作をする側としても実際使えるプラグインだと言えます)

この商品を買うときの注意点

  1. 価格的にはUR22mkIIと迷いますが、こちらはiOS非対応です。

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4.  APOGEE ( アポジー ) / Duet for Mac iOS Ready

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十分な入出力数 × 高品質なアナログアンプ × 抜群のiOSやMac製品への相性

この商品を買うメリット

  1. 今回の記事の機能は余裕でクリア
  2. アナログ回路による味のある高品質な音
  3. iOS、Macへの相性が抜群
  4. 入出力数が多く、DJにも使える

この商品を買うときの注意点

  1. 特にない。(いいな、Richな人は。)

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5.  UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN USB

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予算に余裕があるなら、一番お勧めしたい。唯一無二のアナログサウンド。

この商品を買うメリット

  1. リアルタイムUADプロセッシングによりアナログ処理を施された高品質サウンド
  2. 入出力数が多い(2in 6out!)
  3. UADプラグインバンドルが付属

この商品を買うときの注意点

  1. あるわけない。欲しい。

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カテゴリー: スタジオ機材