今回の記事では、FL Studio純正プラグインである「Stereo Enhancer」について解説していきます。この記事を読めばあなたは、
- Stereo Enhancerとは何か
- Stereo Enhancerの使い方
が分かるでしょう。それでは早速始めます!
【FL Studio テンプレート Pro】
お金なし・人脈なし・時間なしのアマチュアでも、プロのレーベルに採用される楽曲を作れるFL Studioのテンプレート。
目次
Stereo Enhancerとは何か
Stereo Enhancerとは、その名の通り「ステレオを増強する」プラグインです。まず基本事項の確認ですが、どんな音源でも「モノシグナル」と「ステレオシグナル」に分かれています。左右のスピーカーで違う音がステレオ、同じ音がモノだと考えて良いでしょう。
そのステレオ感が足りない、あるいは無い時、楽曲は非常にショボく聞こえてしまいます。音圧も下がったように感じますし、迫力や臨場感が減ってしまいます。
それを避けるために、こちらのStereo Enhancerを使っていくということになります。
Stereo Enhancerの使い方
ここから具体的に使い方を説明していきます。もし元からある程度ステレオシグナルがあるオーディオのStereo感をあげるには、一番左にある「STEREO SEP」を+に傾けていきましょう。-に傾ける場合は、完全に-に傾けるとシグナルがmonoになることに注意しましょう。
もし元のオーディオがmonoである場合は、「STEREO SEP」の前に1ステップ手順が増えます。それは、真ん中の「PHASE OFFSET」にて、「左右に音を少しだけ遅れさせる」ことでのステレオ化です。左右どちらを遅れさせたいかによって、LかRかが決まりますが、どちらでもほとんど関係ないです。Image-Line公式マニュアルによれば、約20〜40msずらすと、大抵綺麗にステレオ化できるそうです。
参考:さらにステレオを強化したい人向け
FL Studioの純正プラグイン以外にも、Ozoneなどの質の高いStereo Enhancerプラグインはあります。以前の記事である、
にて、ステレオ強化は詳しく解説していますので参考にしてみてください。以上で、Stereo Enhancerの解説を終わりたいと思います。それではまた、次の記事でお会いしましょう。Happy Producing<3
【FL Studio テンプレート Pro】
お金なし・人脈なし・時間なしのアマチュアでも、プロのレーベルに採用される楽曲を作れるFL Studioのテンプレート。