今日はFL Studio純正プラグインである「Panomatic」について解説していきます。この記事を読めばあなたは、

  • Panomaticとは何か
  • Panomaticの使い方
  • 応用方法1. ボリュームオートメーション
  • 応用方法2. Auto Pan

が分かるでしょう。それでは始めます!


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目次

Panomaticとは何か

「Panomaticっていうプラグインは見たことあるけど、実際使ったことは無いかも…」という方は多いでしょう。確かに、Panomaticは何に使えば良いのか分かりづらいプラグインです。

Panomaticの役割をズバリ一言で言えば、「VolumeとPan」です。「え、それならミキサーに付いているんじゃ無いの?」と思ったかもしれませんが、そこがこのプラグインのミソです。つまり、

  • ミキサーのVolumeやPanをいじらずに、それらの値を変えられる

という所が便利な所なのです。

Panomaticの使い方

使い方は、鬼ほど簡単です。ただのミキサーだと思いましょう。左上の「Pan」「Vol」で調整して下さい。

下の「LFO」は、そのPanやVolumeを、自動的に変化させたい時に使います。例えばウネウネと音を大きくしたり小さくしたい時や、ステレオの右に行ったり左に行ったりさせたいときなどです。

AMT」で、どれだけ激しく変化させるかを決めます。「SPD」では、どれだけ速く行ったり来たりさせるかを決めます。

応用方法1. ボリュームオートメーション

おすすめの使い方の1つ目は、ボリュームオートメーションです。「Vol」ノブを右クリックして、オートメーションを作りましょう。すると、ミキサーをいじらずにボリュームを変えられます。

これは実はすごいことで、最終的にミックスをする時に非常に役立ちます。もしミキサーのボリュームにオートメーションをかけると、(フェーダーが固定されて)ミックス時にミキサーを触れなくなりますが、Panomaticを使えば、いつも通りミキサーを使えます。

今までミキサーのボリュームにオートメーションをかけていた方は、今後はこの技をぜひお試しください。

応用方法2. Auto Pan

最後はAuto Panとして使う技です。Abletonには「Auto Pan」という純正プラグインがありますが、それのFL Studioバージョンに当たります。RhodeやFuture Bass系のSaw Waveシンセなどで使われます。

上の曲の0:47〜のDropではPanがオートメーションかけられてますね。Warm系SawのPan振るのは個人的にめっちゃ好きです。San Holo<3<3

それでは、みなさんも自分だけのPanomaticの新しい使い方を発見してみて下さい。また次回の記事でお会いしましょう。Happy Producing<3


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カテゴリー: FL Studio