ロゴやジャケットを作りたい!
現在、EDMマーケティング講座ということで、全11回にわたり、日本人の個人EDMプロデューサーが海外で活躍する方法を解説しています。今回は、EDMマーケティング講座の5回目ということで、日本人の個人プロデューサーが、オリジナルで高品質のロゴ画像や、ジャケット画像を作る方法を解説していきます。
【FL Studio テンプレート Pro】
お金なし・人脈なし・時間なしのアマチュアでも、プロのレーベルに採用される楽曲を作れるFL Studioのテンプレート。
目次
視覚的なブランドの重要性
San Holo – bitbird
あなたの好きなアーティストを思い浮かべると、何が一番初めに思いつきますか?例として、最近成功したアーティストである、San Holoのレーベルであるbitbirdのショップや、San Holoのインスタグラムのぞいてみましょう。彼が視覚的に「虹色」「ミニマル・デザイン」「小鳥」といった要素を多用しているのがわかるかと思います。これは、そのおかげで、彼は音楽を強い視覚的イメージに結びつけ、人々に覚えてもらうことを目的としています。
個人的にSan Holoは、Monstercat時代が終わってから急にマーケティングが上手くなったと感じています。恐らくHeroicがバックで強力なマーケティング・サポートをしているのだと思います。この頃から急に人気が跳ね上がったな、という印象です。
やはり強大なチームのサポートがないと、個人でブランディングは不可能なのでしょうか?いいえ、ノウハウを知ってさえいれば、個人でも視覚的ブランドを作っていくことは可能です。それでは、解説していきます。
自分のスタイル=一貫性を決める
アマチュアでよくあるのが、適当なフリー素材などを多用しすぎて、何だか散らかったイメージを与えていまうパターンです。まずは、あなたの曲の雰囲気を、具体的に言語化してみることから始めましょう。
- 落ち着いている
- 激しい
- 自然豊か
- 都会的
など、思いつく限り自分の曲のイメージに近い単語を挙げていきます。そしたらその言葉から、
- 色(明るい?暗い?カラフル?)
- 形(丸?四角?滑らか?デコボコ?)
- スタイル(フォントは?ミニマル?雑多?)
といった要素を具体的に決めていきましょう。このトピックに関しては、以下の記事
Canva : 5 visual branding mistakes
で完璧な解説がされていますので、必ず読んでおきましょう。
ロゴを作る
自分のアーティスト・ロゴを作ってみましょう。単純にアルファベットを並べても良いですし、イニシャル頭文字や抽象的なイラストでも良いでしょう。Adobe IllustratorやCanvaを使って、ロゴを作りましょう。
ジャケット画像を作る
次は、ジャケット画像の作り方です。tunecore.comによると、ジャケット画像の形式は、
- JPG, PNG, or GIF 形式
- 完全な正方形
- 最低でも 1600 x 1600 pixels (iTunesは3000 x 3000 pixels)
- 最高品質RGBカラーモード(白黒画像でも)
- 解像度は、最低でも72 dpi (300 dpi なら尚よし)
- アーティスト名と曲のタイトルしか、文字を入れてはいけない(E-mailアドレスやURL、価格などを入れてはいけない)
という決まりを守れば、どんな画像でもOKです。UnsplashやShutterStock、Adobe Photoshopなどを活用して、高画質のジャケットを作りましょう。
ロゴとジャケットができれば、EDMプロデューサーとしては、周りに差をつけることができます。早速作ってみて下さいね。それではまた、次回の記事でお会いしましょう。Happy Producing<3
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