曲の背景を作る!

みなさんは、楽曲にPadを使っていますか?Padは、楽曲のメインの楽器でこそありませんが、優しくコードをおさえることで、テクスチャーやアンビエンスを作ってくれる、「楽曲の背景的な」要素です。今回の記事ではそのPadを作るときのコツを3つ、紹介していきたいと思います。


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目次

Shallouに学ぶPadの基本

最近、Padをうまく使って活躍したEDMプロデューサーといえば、shallouではないでしょうか。EDMでは珍しい静かなサウンドで、多くの人がハマったと思います。そんなshallouがPadの作り方について、インタビュー記事を書いていますので、Pad作りの基本として参考にしてみてください。

shallou: Building Emotional Synth Pads and Gorgeous Reverbs

ー心揺さぶるPadサウンドと美しいリバーブ効果の作り方

For pads it’s all about layering. I really enjoy bouncing out a track (for example piano, glockenspiel, flutes) and stretching it out a ton so it becomes a drone.

ーパッドはとにかくレイヤリング(複数音を重ねること)が大事。ピアノやグロッケン、フルートといった音をオーディオ化して、ドローンサウンドになるまで大胆に引き伸ばすのが好きだね。

I also like to wash something out completely with reverb (mix to 100%). Then I sidechain it so it mixes well with the other tones and gives the song more presence and thickness. Often I’ll stack harmonies of myself singing a chord and sidechain that to make it really organic.

ーそれ以外にも、何かのリバーブのミックスを100%にしてサイドチェーンをかけることで、他の楽器にさらに存在感と厚みを足すのも好きだね。その時はよく、自分でハーモニーを歌って、自然に聞こえるようにするよ。

I love to use Massive. I also like throwing Valhalla plugins on Logic’s built in synths and samplers like EXS24 and Retro Synth. I find heavy reverb on an arpeggiated part sounds great. I also use Komplete instruments a lot—particularly FM8 and the pianos. And I love Replika XT for ambient delays and treating vocals.

ーMassive(※シンセサイザー)を使うのが大好きで、他にもLogic内蔵のシンセとか、EXS24やRetro SynthにValhallaリバーブをかけるのも好きだよ。アルペジオに強いリバーブをかけるとすごく良いサウンドが出ると思う。あとは、特にFM8とピアノではKompleteを使って、ディレイとボーカル処理ではReplika XTを使うよ。

When you’re creating pads this way, make sure you’re filling a space that isn’t already occupied by other frequencies. If a chorus is too muddy for example, I might create a quick glockenspiel or piano arpeggio and add heavy delay and reverb. Then cut the low end up to 100k Hz to give the track an added ethereal quality. Placing distortion and compression after reverb in your chain can create some cool effects too.

ーもし、今まで話してきたようなやり方でPadを作る時は、すでに存在する周波数帯を占めるPadを作らないように注意した方がいいよ。例えば、曲のサビが色々な楽器で濁っている時は、グロッケンかピアノのアルペジオに強いディレイとリバーブをかけて、10,000Hzまでハイパス・フィルターをかけるんだ。その後にディストーションとコンプレッションをかけるのもおすすめだよ。

出典 : LANDR

Foleyの活用

↑Foleyが深みを作る

shallouの記事では述べられていませんでしたが、Ambienceをさらに深めたい時に有効なのが、Foleyサンプルです。Foleyとは例えば、日用品を叩いた音や雨風の音などの事です。これが曲を聴くひとにいわゆる環境音を聞かせる事でさらにエモーショナルな音になることがあります。上の動画ではSpireが実演してくれています。

ドローンサウンドを作る

↑巨大な音場を作りたい時に

shallouが話していた、ストレッチ機能でオーディオを引き延ばしたドローンサウンドの作り方を、Nigel GoodがAbsynthで実演しています。ドローンサウンドとは、宇宙などをイメージさせるような、広大な音場を表現している音のことです。

あなたが今回紹介した3つのコツを使って、楽曲に深みを作れることを祈っています。それではまた、次の記事でお会いしましょう。Happy Producing<3


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